物欲に負けてしまって、先週届いた、Moto G XT1032
今まで、Xperiaメインで触ってきたので、少し勝手が違うのと、初めてのMoto端末と言うことで、おそるおそる悪戯をしました。
やってみて、意外とすんなり遂行できた。備忘録もかねたドキュメント。
梱包もローコスト
箱には開封確認のためのシールなど無く、普通にさくっと開ける仕組み。
開けてみると、今まで携わってきた端末様達はビニールに包まれていたのですが、液晶画面を保護するフィルムが貼ってあるだけの状態でぽんっと入れられている。コストを抑える目的でしょうね。
なので箱の隙間などからゴミ、埃などが混入して液晶フィルムが汚れていました。残念
バッテリーカバーを開けるのに少しだけ苦労しました。USBジャックのところに爪を突っ込んで本体側とカバー側を割るような感じで開けるのですが、うまいこと開いてくれません。
附属での取説。
以上、開封の模義、、、
レビュー等の詳細はこちら様が沢山のドキュメントを残されているので、参考になるかもです。
実機を借りれるなんてうらやましい限りです。
Update
電源を入れてネットワークの通信をするとUpdateが2回ほどあったように思います(全てOTA経由で)。
開封時
- System version 14.14.16.falcon_umts.Retail.en.US(USamazonから購入)
- Build number 14.10.0Q3.X-84-16
- OS 4.3
1回目のUpdate後
- System version 172.44.4.falcon_umts.Retail.en.US
- Build number KXB20.9-1.8-1.4
- OS 4.4.2
2回目のUpdate後
- System version 174.44.1.falcon_umts.Retail.en.US
- Build number KXB20.9-1.10-1.24-1.1
- OS 4.4.2
現在3/24日 174.44.1.falcon_umts.Retail.en.USの状態
"android virsion"を3連続タップで下の画像が出てきます。
悪戯
どの端末でもそうですが、悪戯をする前に、重要なのが、マズったときに元に戻せる知識なりファイルなりを準備しておくということ。私は,文鎮しない自信が60%ほどあったのと、面倒だったので準備しませんでした。
マズったとき、参考はこちら 予定は未定、決定は仮定様(非常に良いドキュメントだったのですが、現在削除されてます、復活をお願いしたいところです。※追記2014/04/03 復活されてます感謝です。)
マズったとき、参考はこちら 予定は未定、決定は仮定様(非常に良いドキュメントだったのですが、現在削除されてます、復活をお願いしたいところです。※追記2014/04/03 復活されてます感謝です。)
だらだらが続きそうなので、早速目的を遂行する作業
大まかな流れとしては、Bootoloader Unlock → CWM or TWRP導入 → root化(su,superSU)
大まかな流れとしては、Bootoloader Unlock → CWM or TWRP導入 → root化(su,superSU)
端末への悪戯は自己責任でお願い致します
条件
- Android SDK、Moto G driverをインストールしていること
Bootloader Unlock!
届いて初日ですが、Gに悪戯するためだけにメーカー保証を断ち切ります。カスタムせず普通に使用するユーザー様には、Unlockを推奨しません。ただし、遊び目的の悪戯をする場合は、Unlockすることで悪戯の幅が広がりますので、多少のメリットがあるのかもしれません。
※追記 2014/04/05 現在のところBootloader Unlock してもMoto公式のファームウェアアップデート(カスタムrecovery.imgでなくStock recovery.imgならOKのようです)が出来るみたいですね。以後Motoの方で変更などもあり得ますので、「現在のところ」と表記致します。Sonyの場合は公式アップデートできないようになってるんですがね。楽しめます。
Sonyとは違い、ユーザー登録が必須でして、G+アカウントがあればすんなりいきます。
一通り手順を読んでおく
Moto G の電源を切って
電源ボタンとボリュームダウンボタンを同時押し PCとUSBケーブルで接続(fastboot mode)
コマンドプロンプトを起動して
$ fastboot oem get_unlock_data
$ fastboot oem get_unlock_data
(bootloader) 0A40040192024205#4C4D3556313230
(bootloader) 30373731363031303332323239#BD00
(bootloader) 8A672BA4746C2CE02328A2AC0C39F95
(bootloader) 1A3E5#1F53280002000000000000000
(bootloader) 0000000
上記のような五行の呪文が表示されるので、それを下記のように書き換える(bootloader) 0A40040192024205#4C4D3556313230
(bootloader) 30373731363031303332323239#BD00
(bootloader) 8A672BA4746C2CE02328A2AC0C39F95
(bootloader) 1A3E5#1F53280002000000000000000
(bootloader) 0000000
0A40040192024205#4C4D355631323030373731363031303332323239#BD008A672BA4746C2CE02328A2AC0C39F951A3E5#1F532800020000000000000000000000
これを6.の枠の中にコピペして "Can my device be unlocked?"をクリック
"I Agree"を選択して
"Request Unlock Key"をクリックすると 登録したメールアドレスにUnlockCodeが送られてくる
コマンドプロンプトで
$ fastboot devices
TA******* fastboot
等とをして端末が認識していればTA******* fastboot
$ fastboot oem unlock UNIQUE_KEY(先ほどメールで届いたコードを入力)
(bootloader) Unlock completed! Wait to reboot
Bootloader Unlock complete
再起動するとこの画面が表示される、、、再起動するたびに表示されるので、、困りますが、XDAで対策方法が公開されています、それは後ほど導入してみたいと思います。(bootloader) Unlock completed! Wait to reboot
Bootloader Unlock complete
TWRP or CWM 転ばぬ先の杖を導入
Systemをいじる予定なので、nandroid backupで文鎮状態からの復旧ができるようにしておきたい。なれない機種なだけに、必要不可欠。なのでTWRPやCWMを導入する。
Xperia stock RomやCMの場合は、CWMやTWRPをportしたboot.imgをfastbootやflashtoolでflashする手順でした。
ですが、このMoto G stock Romの場合は、TWRP、CWM入りのRecovery.imgをfastbootでflashするようです。
今回はTWRPを導入してみますが、CWM入りのRecovery.imgもあるようですのでお好みで導入しましょう。
参考はXDAのこちら
TWRP Recovery 2.7.0.0 Imgをダウンロードしてきてお好みのディレクトリに解凍
Moto G をfastbootでPC接続して、できたTWRP Recevery 2.7.0.0内の"_Flash".batをダブルクリックするだけ。
もちろん、recovery.imgをfastbootのあるディレクトリにコピーして
コマンドから
fastboot flash recovery recovery.img
でも可です
target reported max download size of 536870912 bytes
sending 'recovery' (7912 KB)...
OKAY [ 0.297s]
writing 'recovery'...
OKAY [ 0.484s]
finished. total time: 0.797s
で終了sending 'recovery' (7912 KB)...
OKAY [ 0.297s]
writing 'recovery'...
OKAY [ 0.484s]
finished. total time: 0.797s
TWRP起動
電源を落とした状態で、電源+ボリュームダウンボタンを押して 指を離す
この画面に戻る
ボリュームダウンボタンで"Recovery"にカーソルを合わせて、"ボリュームアップボタン"でTWRPが起動する。
初期起動時にオプションで色々自動でやってくれる、ここまで便利なのかと思うほど簡単にやってくれます。superSU.apkをインストールするか聞いてくるのでインストールする。
Reboot で systemをタップすると再起動がかかる。
TWRPとsuperSU導入完了。
バックアップをとってとりあえず安心する。
がXDAの方で、"MACアドレスやIMEIをデータの破損で消失してしまう場合がある"という記事をみたので、その対処法をご紹介
adb shell
su
dd if=/dev/block/platform/msm_sdcc.1/by-name/pds of=/sdcard/pds.img
su
dd if=/dev/block/platform/msm_sdcc.1/by-name/pds of=/sdcard/pds.img
でまずはデータを保存する。保存した物は大事にPCに保管。
リストア方法(sdcardの最上段のディレクトリに該当ファイルを保存しておく)
adb shell
su
dd if=/sdcard/pds.img of=/dev/block/platform/msm_sdcc.1/by-name/pds
su
dd if=/sdcard/pds.img of=/dev/block/platform/msm_sdcc.1/by-name/pds
これで、安心してsystemを弄ることができるようになりました。
※TWRP CWMrecoveryがportされたrecovery.imgを使用する際の注意
同recovery.imgを使用すると公式のアップデートで失敗するようです。Update通知が来たらまずは、rootを削除する。削除の方法はremove rootなどで検索するとよいでしょう。
アップデート失敗を回避する対策は現時点で3つ
1.stock recovery.imgをflashする
stock recovery.imgはこちらのstockfirmware倉庫から、ご自身のFirmwareをダウンロードしてくる。何かあったときのことを考えて(資材置き場が無くなったりする場合もあるので)、前もってDLしておいた方がよいでしょう。私の場合は"Blur_Version.172.44.4.falcon_umts.Retail.en.US"。 DLしたxmlファイルを解凍すると、その中にrecovery.imgがあるのでそれをfastboot flashします。
再起動してUpdateが終了したら、再度TWRPなりCWMcoveryがportされたrecovery.imgをflashする。rootはrecoveryからzipなどで導入。
2.Update.zipを使用する
XDAの方々がありがたいことにUpdate.zipを作成してくれたりします。それまでの間はUpdateはしないでおく。
導入方法は、該当ファイルをsdcardに保存して、TWRPまたはCWMrecoveryからapply update from sdcardで該当ファイルを選んで実行、終了。
3.stock firmwareを焼く
先ほどの倉庫DLしたご自身のFirmwareを焼き込むだけ。焼き込んだ後は、最新のアップデートが降ってくる。現在bootloader unlockedの状態でも公式のアップデートの恩恵を受けることができます。これは、かなり大雑把な方法になりますが、単純明快なきがします。ただしこれをすると完全初期化(SDのデータまで無くなります)されるので注意が必要。また、現時点ではbootloader unlockedでも公式のアップデートができますが、それが出来なくなった場合は1.とこの3.の方法は当然出来ません。
日本語化に関しては、「More Locale 2」で対応させる方法が、主流のようですが、「More Locale 2」を使用しない方法で導入してみたい。
※追記 日本語メニュー等、対応させてみました。Motorola Moto G XT1032 日本語メニュー表示化
warning bootloader unlocked 表示解決も後日やってみたいと思う。
※追記 "Moto G bootloader unlock後のWARNNING表示を消す" やってみました、ご参考まで。
※追記 2014/05/01
50GBのGoogleDrive2年間利用できるサービスはストレージ貧乏な私には重宝します。
誤った内容や不適切な内容がございましたら誤していただけたら幸いでございます。
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